人は自分が正しいと思うものに、すがりたい生き物です。 それは、時として信念となって、自分を後押しすることもありますが、 時として、自身のミスや欠点、様々な気付きを阻害します。 いかにゼロベースで考えられるか、客観的に考えられるかが必要です。 (客観的視点というものは存在しないという説もありますが、それはいったん置いといて。)
なぜ、こんな話をするのか
なぜ、こんなどうでもよさそうな話をするかというと、
自身にこの問いを立てて、ゼロベースで志向ができるクセを身につけてほしいんですね。
広告物を作成するときや、ディレクションもそうですが、
『もしかして、私は都合のいいように考えているのではないか?
もし、別の人格者だったら、〇〇さんだったら…』
などと想像を膨らませて、自身が生み出すものの精度を高めることが必要なのです。
よく、Web制作の現場で遭遇するのは、既存の『Web制作会社の都合』『制作者の都合』を起点にした思考です。
私の会社が、数字が悪くなった時、この『自分にとって都合の良い思考になってないか』ということを起点に考えていくと、
新たな問題点が見つかり、次の成長のアイデアが出てくるのです。
(数字が悪くないと考えないから、困ったものですが…💦)
この思考は逆に使うこともできる
逆に使う?
わかりにくいですよね💦
どういうことかというと、Webの作り手ではなく、見る側『エンドユーザーも都合のいいように受け取る』ということをお伝えしたかったんですね。
例えばこんな感じです。
購入や、問い合わせを躊躇しているエンドユーザーがいます。
こういう人を想定したコンテンツがある場合、問い合わせする理由を与えてあげます。
例えば、『今だけ〇%OFF』『このページを見た方だけ限定』のような。
そうすると、『今ならお得だから』とアクションを起こす率が高くなります。
もっと言うと、この戦法は、相当興味はあるが、あと一歩で悩む人には効果的です。
もっと温度が低いユーザーの場合は、資料プレゼント、とか、比較検討材料を提供することで、温度を上げて、アクションさせた方がいいでしょう。
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